溶融アルミニウム浴中に被処理物を浸漬し、金属の表面にメッキを行う表面処理です。
アルマー化工としても良く知られています。
溶融アルミニウム浴中に被処理物を浸漬しアルミメッキ処理を行なう事により、表面にFe‐Alの合金層、その上に純アルミニウム層を生成します。[写真:1]
また酸化性雰囲気で加熱すると、表面の純アルミニウムが拡散し耐酸化性が向上します。[写真:2]
海水・塩水に対する耐食性に優れ、亜鉛メッキの2~4倍、重量減少比較では5~10倍も腐食が少なくなります。
Fe-Al合金層により優れた耐熱性・耐酸化性を発揮します。
中性域での硫黄、硫化水素に優れた耐食性を示します。特に石油精製、石油化学の分野の各種設備に広く活用されています。
緻密な酸化アルミニウムの被膜で覆われている為優れた耐候性を有し、一般に使用されている亜鉛メッキと比較して2倍以上の耐久性を発揮します。