当社の拡散滲透処理技術により、お客様のご使用環境に沿ったコスト削減を実現しています
寿命は最大5倍以上となり、部品・治具購入費、メンテナンスコスト削減が可能
製品名:バーナー部品
トンネル炉等の加熱用バーナー部品は高温酸化雰囲気により定期メンテナンス時まで寿命が持たない等、短寿命が課題であった
製品名:ノロカキ、ノロ取り治具
治具にノロ(スラグ)が溶着する事により、鋳鉄のノロ除去や地金付着除去等で作業性が悪く、更に治具が溶融し短寿命である事が課題であった
カロライジング処理によりノロ(スラグ)の溶着が防止され作業性が改善した。更に高い延命効果もあり、一つの治具で長時間連続作業可能な為コスト削減に繋がった
製品名:自動車ターボ部品
500℃以上となる環境ではステンレスは鋭敏化を起こす為、摺動部品は耐摩耗性が必要であった
製品名:フライアッシュ加湿器用シャフト及びロッド
フライアッシュが水分と共に搬送される際、搬送部品の摩耗が発生。またフライアッシュが付着し、固着した事による固着部の腐食により、3~6ヶ月で交換していた
アルプレックス®処理後、耐摩耗性、耐食性が向上し、シャフトは2年6ヵ月以上(現在も使用中)、ロッドは2年での交換となり寿命延長に効果があった
製品名:CGL(連続溶融亜鉛メッキライン)
溶融亜鉛による腐食でドロスが発生し製品に悪影響を与えていた
カロライジング処理、アルプレックス®処理によりドロスの発生を抑制し清浄なメッキ浴を維持する事ができた。またポンプ等の詰まり防止と浴中金属製品の延命に繋がった
鋳造品等の高価材料から製缶溶接構造物等の安価材料へのグレードダウンが可能
製品名:改質装置反応管
炭化水素系ガスによるメタルダスティングにより減肉し、最終的にチューブに穴が開いてしまう現象が多発していた
製品名:熱処理治具
真空浸炭炉用治具(1300mm)が通常5年間の使用で70mm程伸びていたが治具自体が高価な為、削って使用していた
製品名:自動車ターボ用摺動部品
寒冷地で走行するトラックのターボ用摺動部品が融雪剤により腐食することで、摺動部が固着する事象が多発し摺動不良の原因となっていた
耐食性の高い、より安価な材料へクロマイジング処理する事により表面硬度が上がり、耐摩耗性の向上及び耐食性も向上し摺動部の固着も起きず安定した駆動に寄与出来た
製品名:炭化塔チューブ
化学プラントの海水を使った熱交チューブでは二相ステンレス材でしか耐久性を担保できなかったが高コストである事が課題であった
部品取替頻度・設備トラブルが減少し、作業環境及び歩留まりが改善
製品名:六角穴付きボルト
燃料電池部品を製造する工程で使う治具を繋ぐ六角穴付きボルトが約1,000℃の高温で焼き付き、ボルトを外す際作業性、生産性が悪かった
製品名:真空浸炭炉ガス導入管
炭化水素系ガスによるメタルダスティングにより炭化物が堆積し、チューブに詰まりが発生していた
製品名:冷し金
鋳造後製品の冷却を目的として使用している冷し金のくっつき防止の為、離型剤を使用していたが20~30個に1個の割合でブローホールが出来てしまい不良品となっていた
カロライジング処理後は製品(純銅)とのくっつきを防止出来ると共にブローホールの発生も抑制し不良品が無くなった。生産性の向上及び歩留まり改善に寄与出来た