DLCとは「Diamond-like Carbon」の略称であり、ダイヤモンドとグラファイト構造の混成電子軌道が混在したアモルファス構造の皮膜です。
当社はPSII(プラズマソースイオン注入)法というプラズマを用いたDLC成膜を行っており、廃液や廃棄物が出ない環境に優しい表面処理技術です。
DLC膜には、硬度が15~22GPaと非常に高い、凝着性が低い、摩擦係数が低いなどの特徴があり、機械部品の長寿命化、メンテナンス負荷軽減などの効果があります。
他にも化学的に不活性であったりと優れた点が多々あり、半導体分野や自動車産業など様々な分野で利用されています。